

ルーフィング材はその設計上、ビス穴シール特性により雨水の侵入を防ぐ仕様となっています。
現在のところルーフィング材の寿命は20年前後となっていますが、家の振動や釘穴の止水機能低下により、実際の耐用年数はさらに短くなります。
特に、ビス穴やタッカー針で開いた穴からの雨水、結露水の侵入は、野地板を腐食させ、屋根裏、室内への雨漏り事故の直接的な原因になっています。



ルーフィングに含まれるゴムからオイルが滲み出し、ビス穴の止水性を低下させる現象がオイルブリード現象です。
住まい手に対し、住宅の瑕疵を保証する法制度が改善されたにもかかわらず、住宅をめぐる欠陥・不具合等のトラブルは後を絶ちません。
国土交通省の国土技術政策総合研究所は、木造住宅の耐久性向上に関わる構造や仕様に関する共同研究成果報告書をまとめました。その中で、国土交通省の認定を受けた『住宅瑕疵担保責任保険法人』により取り扱われた被害報告のうち、新築住宅の瑕疵事故のほぼ9割以上が雨漏りであることが報告されています。
住宅に対する施工基準が事業者の間で統一された現在にあっても、依然として雨仕舞いや防水対策が十分ではない場合が多いことを指摘しています。
特に雨漏りの悩みを解決したい施主様や、信頼のおける施工を目指す建築・工務店様が考える“長期優良住宅の実現”に向けて基礎設計から力強くサポートする製品です。


通常の工法では、風雨や振動、固定金具(ビス・釘等)の緩みや腐食により雨水が侵入してしまいます。 シールド・ケアを固定金具(ビス・釘等)の下面に貼付することにより、ビス穴部分をガードし、水分の侵入を防ぎます。
また、ビス穴を先に開けた際でも、そのうえからシールド・ケアでガードすることにより浸水を防ぐことのできるフォーム基材の片面テープです。
ヨーロッパでは古くから屋根の補強材として使用されている工法を国内の要望・仕様に適合させるべく、国産化を実現しました。



タテハゼ333の場合(平部㎡数×3m)、
和形瓦の場合(平部㎡数×3.8m)、
平板瓦の場合(平部㎡数×3.6m)
それぞれに+軒先、ケラバ、棟部等ビス止め部分のm数が必要数量。
(例)タテハゼ333 屋根100㎡
100㎡×3m=300m+軒先他60mの場合
合計360m÷30m/巻=12巻必要
シールド・ケアは、ビス穴・タッカー溝等からの漏水を防ぐことで屋根・壁面の寿命を延ばし、施設や住宅等、あらゆる建築物の耐久性を向上させた“長期優良建築の実現”を目指します。


金属屋根、瓦、スレート等あらゆる屋根材に!
漏水の心配のある壁材の施工にも使用可能!




■シールド・ケア施工画像 金属屋根材シールド・ケアの材質は、加熱発泡させたシート状フォーム。
独立気泡が特長で、軽量性・断熱性・緩衝性・耐熱性・加工性などに優れています。








住まいの耐久性と通気性は、長く快適に暮らすために欠かせません。
株式会社ケルンのお届けする製品は、金属屋根の腐食や雨漏りを防ぎ、家の寿命を延ばします。
実際に採用した施工業者からは「これはいい!」と高く評価されていますが、
ご予算を理由に見送られる方もいらっしゃいます。
一方で、弊社製品の存在を知らなかった施主様の中には、
「もっと早く教えてほしかった」と後悔される方の声も多く頂戴しています。
家を建てるときは、「屋根に空気層があるか?」を確認することもぜひお忘れなく。
株式会社ケルンがお届けする製品は、検証、現場での実証をもとに製造された
自信を持ってお送りする製品です。ぜひあなたの手で品質をご体感くださいませ。

シールド・ケア製品情報をダウンロードいただけます。製品仕様や施工に関するご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
エアスペーサーAS-250/AS-500/AS-1000エアスペーサーは、金属屋根材とルーフィング材との間に通気層を確保することにより、住宅の屋根、柱、壁や金属屋根材裏面の腐食・劣化を防止し、屋根材とルーフィングの間で生じる雨水・結露水の滞留を防ぎます。

野地板の腐食や雨漏りの欠陥が発生する一番の要因は、ルーフィング材の劣化、金属屋根材やそれを固定するための金属製金具(釘・ビス等)の腐食です。
エアスペーサーは、金属屋根材とルーフィング材との間で通気層を保ち、結露水や雨水の排湿を促します。また、暖気や寒気が直接内側に伝わることを防ぎ(断熱効果)、夏涼しく冬暖かい快適な住まいづくりの一助となります。
エアスペーサー特設サイト製品情報はこちらから
https://air-spacer.com/
製品についてのご質問や価格についてのご相談、
また住宅を建設予定の方も、お気軽にお問い合わせください